補習校のみなさんへ

全校朝読書

●全校朝読書の時間  8:45〜9:05  (毎月第3土曜日)

●「読み聞かせ」について

 幼稚部では後期から、小学部1年では毎回、また、小学部2年では決められた日に、PTA役員さんが中心になって、保護者の方にボランティアで「読み聞かせ」をお願いしています。保護者の皆さんによる「読み聞かせ」は、『各ご家庭で保護者の皆さんに読み聞かせをしていただくこと』にもつながります。特に低学年では、「読み聞かせ」の様子をぜひ参考にしていただき、実践してください。

 

生徒会より

● 生活目標

● 活動

 

作品募集!

月刊「海外子女教育」に詩や俳句、作文を応募しませんか

◇◇いつでも募集しています◇◇

 この本の中に、「みんなの広場」というコーナーがあります。ここには、毎回、海外の補習校や日本人学校の子どもたちの「作文や詩など」が紹介されています。またイラストも紹介されています。補習校や現地校でのこと、また日本に一時帰国して感じたこと、アメリカの他州に旅行して心に残ったことなど、ぜひ作品として残してみてください。自分の詩や俳句、作文などができたら、どんどん応募してください。いい作品は、月刊誌で紹介されます。
 作品が出来上がったら、校長先生に提出してください。すぐに、日本に届けます。自分でも直接応募できます。

 

第30回(2009年度)海外子女文芸作品コンクール入選作品

今年も沢山の応募作品がありました。その中から本校5名の入選作品を紹介します。

● 詩部門  優秀

  小学部4年  西田更夢
 朝の海はたから箱

朝の海 貝のたから箱
おや、すごいぞ
エイもやってきた。

イルカのせ中に朝日が当たった
やしの木がさわさわ
朝の海 光のたから箱

海がめのたまごも砂の中にねむっている
波がきらきらきらり
砂は銀の粉まじり

小さな魚がピュンとはねた
この貝は どこで生まれたんだろう
朝の海 貝のたから箱

● 俳句部門  優秀

  小学部5年  高橋徹成
「ねぼうしたサマータイムわすれてた」

● 俳句部門   優秀

  小学部5年  宮住真生
「スコールのカーテンなびく広い空」

● 俳句部門   佳作

  小学部5年  柳沢香織
「まどたたく雨にゆれてるマンゴの実」

● 短歌部門   佳作

  小学部3年  成田和歩乃
「たくさんのかいものをするおとなたち水もうりきれハリケーンが来る」

 

第29回(2008年度)海外子女文芸作品コンクール 入選作品

今年度は「学校賞」をいただくことができました。副賞として「はじめての伝記101人」をいただきました。


「学校賞」

「日本放送協会賞」

「入選者スナップ」
●日本放送協会賞  短歌

 中3 アラゴン エリカ
「フロリダの おり姫様とひこ星は
         ハリケーン来ぬかと どきどきしてる」

●JFE21世紀財団賞 俳句

 小5 石井  与
「マンゴの実 風に揺られて 赤くなれ」

●特選 俳句

 中3 久野 滉平
「夕立ちは 家に入ると すぐにやみ」

●佳作 作文

 小2 石井 琢磨
「マンゴ」

●佳作 詩

 中3 荒川 令那
「キジとわし」

●佳作 俳句

 小1 宮住 泰世
「ゴオゴオと やしのきおどる ハリケーン」

●佳作 俳句

 小4 宮住 真生
「スコールの シャワーをあびて 光るまち」

 

第28回(2007年度)海外子女文芸作品コンクール 入選作品


「優秀賞」      「佳作」

「優秀賞」

◆作文の部  「優秀賞」

「こわかったハリケーン」  小1  池添 怜奈

  ビュービュー、ガタガタ。わたしがおきたら、すごいおとがしていました。
  ハリケーン・ウイルマがマイアミにじょうりくしたのでした。このひは、ふたごのはやととわたしの5かいめのたんじょうびでした。
  かぜがつよくなってきたとき、げんかんのドアのそとにうちつけてあったきのいたがふきとばせれてしまいました。そのあと、ちいさなすきまから、かぜがはいり、ガラスのドアがおおきくゆれはじめました。
 パパとママがいっしょうけんめいドアをおさえていたけど、いまにもドアがとれそうでした。
 わたしとはやとは、とてもこわくてじっとしていました。
もし、ドアがふきとばされてしまったら、おうちのなかにあるのもがぜんぶそとにでてしまいます。おうちもこわれてしまいます。
 わたしは、とてもこわくてたまりませんでした。
 パパとママが、ガムテープでかぜがはらないよにしたら、ゆれがすこしだけになりました。
 でんきがとまりました。せんたくきも、れいぞうこもつかえませんでした。でんわもつかえなくなりました。
 たんじょうびなのに、ケーキもないし、にほんにいるおじいちゃんとおばあちゃんからのおめでとうのでんわのこえもきけなくて、ちょっとさみしいとおもいました。
 ハリケーンがすぎさったあと、まどからにわや、どうろをみたらきがおれていました。たくさんのはっぱやココナッツもおちていました。
 かぞくのみんながけがをしなくてよかったです。いつもふつうにつかっているでんきが、つかえなくなるということはたいへんなことなんだなあとおもいました。
 たんじょうびにハリケーンがきて ビックリしたけど、わすれられない5さいのたんじょうびになりました。


◆作文の部  「優秀賞」 

「ハロウイーン」    小2  樋口 葵

 10月31日は、ハロウイーンです。アメリカでは、おとなもこどもも、いろいろないしょうをきて、その日をすごします。学校やいえも、かぼちゃのおばけ、こうもり、くものす、ま女、くろねこなどでかざられます。町ぜん体がオレンジとくろにそまります。
  くらくなると、子どもたちは、あかりがついているいえをまわって、
「トリック・オア・トリート。」
と言います。これは、「おかしをくれないといたずらするぞ。」といういみです。
 わたしは、近くのいえをまわりました。ドアをあけると、けむりが出てきたり、きゅうにこわい音がしたりしてびっくりしました。こわいおばけのかっこうをしている人が、おかしをくれるときもありました。こわくてドキドキしたけど、たのしくてワクワクしました。
  いえにかえってから、もらったおかしをひろげてみると、テーブルいっぱいになりました。お母さんが、「つぎのハロウイーンまで食べきれないね。」と言いました。
 わたしは、ここにくるまえは、2年間ナイジェリアにすんでいました。ナイジェリアには、おいしいおかしも売ってないし、お金がなくて、ごはんも食べられない人がたくさんいます。わたしは、
ハロウイーンでもらったおかしをナイジェリアにおくってあげられたらいいのになあと思いました。
  ドキドキワクワクのハロウイーン、ナイジェリアでも、いつかできるといいな。


◆作文の部  「優秀賞」

「マイアミのふくろう」  小4   樋口 司

  ぼくは、サッカークラブに入っています。練習は公園のしばふでやっています。
  ある日、練習が終わって帰ろうとすると、
「ディグディグ。」
と、ふしぎな音が聞こえました。その音に近づいてみると、ふくろうがいました。ふくろうのそばの土には、あながありました。僕はお母さんに、
「ふくろうがいて、土の中に巣を作っていたみたいだよ。」
と言うと、お母さんは、
「ふくろうは、森の中にいて木に巣を作るんじゃないの。」
と言って信じませんでした。それからふくろうがいた所に、お母さんをつれて行きました。お母さんは、とてもびっくりしました。ぼくたちがふくろうに近づこうとするとすごいこわい目でギロッとにらんでいました。
 お母さんが、
「あなの中に赤ちゃんがいて、守っているのかもね。」
と言いました。
 数日後、練習が終わったころ、ふくろうのあなの周りに人がやくさん集まっていました。どうしたんだろうと思って聞いてみると、
「男の子がふくろうの巣の中にすなをいれたんだよ。」
とみんながおこっていました。あなの中にも周りにも、ふくろうはいません。みんなは、かい中電とうで巣の中を照らしたり、レーキを持って来て、あなをほったりしていました。
  そこにディエゴのお父さんが来て、わけを聞くと手であなをほり始めました。その時、8時半だったので、ぼくたちは家に帰りました。ぼくは帰ってからもふくろうのことが心配でたまりませんでした。
 次の練習の日、ぼくと妹は、ふくろうがどうなったかと思って走って見に行きました。すると、だれかが、オレンジ色のさくを立てていました。さくには、かんばんがあって、
 「野鳥の巣を守ることは、国とフロリダ州の決まりです。どんな人、ペット・車もこの中に入ってはいけません。」
と書いてありました。ふくろうがもどってきていて、巣の中からぼくをにらんでいました。
  ぼくは、
「もうだれもいたずらしないからね。」
とふくろうにわらっていいました。
 お母さんが、ディエゴのお父さんに、
「ふくろうがもどってきて、子どもたちもすごくよろこんでるよ。助けてくれてありがとう。あなたはヒーローね。」
と、言いました。ディエゴのお父さんは、あれからずっとあなをほりつづけて、ふくろうのあかちゃんを1ぴき助けたそうです。ディエゴのお父さんは頭からこしの所まで土の中にもぐらなければいけなくて、最後は、みんなに足を引っぱってもらったそうです。
「おかげで、ありに百か所もかまれたんだよ。」
とわらって言いました。ぼくは、ディエゴのお父さんは、すごいと思いました。そして、ふくろうがもどってきて本当にうれしかったです。


◆俳句の部  「優秀賞」

 小5  神谷立三郎
「ハリケーン 今年も来るぞ 気をつけろ」

◆俳句の部  「佳作」

 小2  牧 あやの
「スコールに まけじと開く ハイビスカス」

◆俳句の部  「佳作」

 小5  牧  豊
「自まんげに 子ガモを連れて 母ガモが」

◆詩の部  「佳作」

 小5  笠井 誠斗
「つり」       

つりはきらいだ。
ただかかるのをまつだけで
一生かからないこともある。

でもつりに行ったら、
すぐつり糸が重くなった。
地球が僕を
引っ張っている。
糸を巻くのと同時に、
つりが好きになってしまった。

 

第27回(2006年度)海外子女文芸作品コンクール 入選作品

海外子女文芸作品コンクール
      「詩の部」優秀賞

 しびれの実験   六年 及川 智史

正座してみた
約十分

足が冷えてきた
氷が張りついているみたい
冷たい血液が流れている

見てみると
体重に押されて
足が真っ赤

歩けるかな
立ってみよう
足の裏に砂がつまったようだ

思い出したこの感じ
四才頃のとき
クルマの中でずっと正座していた
あの時と同じ感じ

マイアミに来て四年
正座したことはあったかな
足がしびれたことは
一度もない
なんだかなつかしかった

海外子女文芸作品コンクール
    「詩の部」佳作

 地球の心ぞう  四年 中村ありさ

湖みたいに広い原っぱで
手をそうっと草の上においた。
耳をゆっくり地面につけた。

最初は聞こえなかったけど、
きそく正しい音が
地面の下から聞こえてきた。

目をそっととじて、じっとする。
まぶしい太陽の光とあたたかさが、
わたしのはだに当たるのをかんじる。

「地球の心ぞうの音…」
たくさんの気持ちがまざって
何て言ったらいいかわからない。
音はだんだん小さくなり、
わたしは一生けん命耳をすませた。
目を開けると、だれかがボールで
遊んでいた。
あの音は、地球の心ぞうではなく、
ボールがはずむ音だった。

わたしはとってもはずかしくなった。
そして、とってもがっかりした。

海外子女文芸作品コンクール
      「作文の部」佳作

 ハリケーン 一ねん ゆり かほ

 ばりばり ぴかぴか ふゅーふゅー ざぁーざぁー。
 ハリケーンのよる、おおきなおとがした。そのあと、おとう
とのりょうたがないた。「うえーうえーん。おうちのまわりが
うみになる。」わたしもこわくなっておとなのへやでねた。
 つぎのあさおきたら、そとはまだあらしだった。ほんとうに
ハリケーンってこわいなとおもった。すると、いえのでんきが
とつぜん、ぱっときえた。ぜんぶまっくらになりテレビもつか
なくなってとてもしずかになった。
 かいちゅうでんとうをつけて、へやのなかをあかるくして、
パパとママとわたしとおとうととこれからどうすればいいかを
はなしあった。
 ハリケーンがおわって、おそとにでてびっくりした。きがた
くさんたおれて、くるまのガラスがわれていて、そとはめちゃ
くちゃになっていた。ハリケーンのちからってすごいなとおも
った。
 やしのみがたくさんおちているのをみつけた。なかになにが
はいっているかわってみた。するとなかにはジュースがはいっ
ていた。いろはとうめいで、とてもおいしそうにみえたので、
のんでみたらまずかった。
 いえにかえったらまだでんきがなくて、キャンプのときにつ
かうこんろでごはんをつくった。わたしもおてつだいをした。 
 よるになったのでらんたんにひをつけた。らんたんのしたで、
みんなでおはなしをした。
 いつもわたしは、でんきとかみずをたくさんつかっているけ
ど、もっとだいじにつかわないといけないとおもった。
 ハリケーンってこわくていやだけど、わかったこともたくさ
んあった。